過敏性腸症候群

【辛いお腹の症状】IBS(過敏性腸症候群)って?

過敏性腸症候群(IBS)治療のための
フォドマップ食事療法プログラムfodmy(フォドミー)です。

本日は
世界で7人に1人いると言われる過敏性腸症候群(IBS)について詳しく書いていこうと思います。

 

過敏性腸症候群(IBS)とは?

過敏性腸症候群(IBS)って、どんな病気でしょうか?

まずそもそもですが、
過敏性腸症候群(IBS)は厳密にいうと「症候群」であり「病気」ではないんです。
“症候群”という言葉は耳にしたことはあるけど、病気との違いを明確に知らない人も多いのではないでしょうか?

一般的に、
疾患の原因が明らかになっているのが「病気」
所見の症状が組み合わされているのが「症候群」
と言われています。

症候群と病気の違いについてもっと詳しく知りたい方は「症候群 病気 違い」でネットで検索すると色々出てきますので、気になる方は調べてみてくださいね。

 

さて、過敏性腸症候群(IBS)は「症候群」だとわかったところで、IBSについてもう少し解説していきます。

過敏性腸症候群(IBS)とは
検査をしても腸に異常がみられないにもかかわらず、腹痛や腹部の不快感を伴って、便秘や下痢が長く続く病気です。
引用元:What’s IBS?

もし、あなたや周りの方が日常的に、下痢・便秘・ガスだまりなどでいつも悩んでいたら、
過敏性腸症候群(IBS)の可能性があるかもしれません。

そんな過敏性腸症候群(IBS)の患者数は、、、
世界で 7人に1人
そんなに多いの…!とビックリしますよね。

特に20代〜40代の方に多いと言われており、決して珍しい症状ではなく私達にとって非常に身近な存在だと言えそうです。(※参照:慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト

自分が知らないだけで、過敏性腸症候群(IBS)に悩んでいる方は近くにたくさんいるかもしれないことを覚えておきたいですね。

過敏性腸症候群(IBS)の症状と原因

 

症状

次は、IBSの症状には具体的にどんな症状があるのか見ていきましょう。

主な症状
下痢/腹痛/便秘/膨満感/腹鳴り/ガス漏れ・おなら

過敏性腸症候群(IBS)の症状は様々ですが、
検査をしても腸に異常がみられないにもかかわらず、このような症状が繰り返されてしまいます。

そのせいで、日常生活に支障が出てしまっている方がたくさんいます。

 

原因

辛い辛い…この過敏性腸症候群(IBS)の原因は一体なに!?となりますが、
実は、過敏性腸症候群(IBS)の原因はまだわかっていないません。

ただし、いくつかの要因が関与していると考えられています。

過敏性腸症候群(IBS)症状を引き起こす可能性のあるいくつかの要因

  • Gut sensitivity ー腸の感度ー
    過敏性腸症候群(IBS)の人は、より敏感な腸を持っている可能性があります-これは「内臓感受性」と呼ばれることもあります。
  • Altered gut motility ー腸の運動性の変化ー
    腸の内容物は異常に速くまたはゆっくり動くことがあります-これは「腸の運動性の変化」と呼ばれることもあります。
  • Bacterial ーバクテリアー
    過敏性腸症候群(IBS)の人は、腸内の「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスが崩れている可能性があります。これは「腸内毒素症」と呼ばれることもあります。
  • Leaky gut ーリーキーガットー
    過敏性腸症候群(IBS)の人は、通常の検査では容易に検出されない、わずかに炎症を起こした腸を持っている可能性があります。
  • Infections ー感染症ー
    過敏性腸症候群(IBS)は、胃腸炎などの重度の腸感染症の後に始まることがあります。

引用:「What causes IBS?

今までは「ストレス」が原因と言われることが多かったのですが、
最近の研究でそれだけではないということがわかってきているんですね。

極度の緊張やストレスが症状の引き金になることも多いですが、大元の原因はストレスだけじゃないのかもしれません。

過敏性腸症候群(IBS)の改善方法

過敏性腸症候群(IBS)の原因は、まだまだ完全にわかっていないということがわかりましたね。

ただ、原因がはっきりわかっていないから、下痢止めなど薬等の対策しかできないなんてことはありません!!

症状の改善方法としていくつか紹介されているものに

代表的な症状の改善方法
・食事療法(フォドマップ食事療法)
・心理療法(ストレスコントロール)
・運動ランニング

などがあり、
自分自身で日常に取り入れられるものも多くあります。

まずは自分のできる事から取り入れてみましょう。

 

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