過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)は「腸」以外にも原因がある!?

過敏性腸症候群(IBS)治療のための
フォドマップ食事療法プログラムfodmy(フォドミー)です。

今回は、過敏性腸症候群(IBS)と脳の関係について
最近の研究で明らかになっている事実を解説していきます。

 

腸の動きと脳が関係しているって本当?

過敏性腸症候群(IBS)は、『腸だけの問題』だと思っている人はいませんか?

  • 腸活さえしておけば大丈夫!
  • 食事だけ気をつけていれば大丈夫!
  • お腹を温めればいいんでしょ?

過敏性腸症候群(IBS)をこのように捉えていると、根本的な原因を解決できないかもしれません。

 

ストレスの多い毎日。
ついつい無理や我慢を重ねてたり、
ストレスを抱えていたり、
少し鬱っぽくなっていたりしませんか?

このような状況が当てはまる方は、
ストレスで脳の機能が一部低下し、過敏性腸症候群(IBS)に陥っている可能性が考えられると言われています。

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fodmy

これは、例えば
手や足に怪我をしていないにも関わらず動きが悪くなった時に『脳梗塞や抹消神経障害など神経の病気を疑う』
というようなことと似ていますね!

腸も、脳と繋がっていて、同じように考える事ができるんですね。

 

過敏性腸症候群(IBS)に関する最近の研究でも、脳と腸の関係性が!

最近の研究では、過敏性腸症候群(IBS)の症状に合わせて
不安や抑うつ状態になっている方に注目し、脳と腸の関係性について研究がされています。

 

研究では、

過敏性腸症候群(IBS)の症状を抱える方は、健康な方と比べて
感情を司る脳の領域の反応が強く、内蔵の痛みを感じやすい状態になる事が示されています。

この研究から、
腸そのものが悪く過敏性腸症候群(IBS)の症状が出ているわけではなく
腸は正常でも脳の機能との関係で、腸に症状を感じている方もいる、ということが明らかになっています。

※研究結果が一概に全ての人に当てはまるわけではありません。

 

参考:脳腸相関
脳腸相関(のうちょうそうかん、英: brain-gut interaction)とは、ヒトにおいて脳の状態が腸に影響を及ぼし、逆に腸の状態も脳に影響を及ぼす現象である。脳と腸は自律神経系やホルモン、サイトカインなどの液性因子を介して密に関連していることが知られている。この双方向的な関連を「脳腸相関」(英: brain-gut interaction)または「脳腸軸」(英: brain-gut axis)と呼ぶ[1]。これは成人だけではなく子供にも見られる。
引用:Wikipedia「脳腸相関」

 

過敏性腸症候群(IBS)に対して正しい理解をする事が大切

今回は、過敏性腸症候群(IBS)が脳の機能との関連があることを解説しました。
(繰り返しますが、全ての方の原因にストレスがあるわけではありません!)

過敏性腸症候群(IBS)と向き合う上で大切なことは、

「腸の症状にだけ注目するのではなく、
自身の日頃のストレスや過敏性腸症候群(IBS)に対する捉え方を知り、適切な対処をしていくこと」です。

 

ストレスに対する代表的な対処法には、

  • 十分な睡眠お月様をとったり
  • ストレッチスニーカーをしたり
  • アロマテラピーマニキュアなどでリラックスしたり

などがあげられます。

まずは簡単に取り入れられるところから自身に合うストレス対処法を実践してみるのが良いですね。

 

「これをやればストレスが減る!過敏性腸症候群(IBS)が治る!」というほど単純ではないですが
でも、だからこそ。
1つひとつ試してみて、原因と自分に合う方法を見つけていくことが改善の鍵になります。

 

fodmyのユーザーさんでも
ストレスが原因だとおもっていた方がfodmyでフォドマップ食事療法をはじめて
症状が改善され、

https://fodmy.net/wp/wp-content/uploads/2023/01/happyw04-300x300.jpg

毎日が前向きに変わった!

という喜びの声をいただくこともあります。

また、そもそも「フォドマップ食」の効果があるのは過敏性腸症候群(IBS)患者の3/4人と言われている通り、全ての過敏性腸症候群(IBS)患者に効果が期待できるものでもありません。

 

じゃあ、フォドマップ食をやって効果を得られなかった1/4の方は残念なのか?
というとそうではなくて、

その場合は、

https://fodmy.net/wp/wp-content/uploads/2023/01/happyw07-300x300.jpg

高フォドマップ食が原因ではないことがわかり、フォドマップの食事制限をする必要がないんだ!

ということが、わかることになります。

 

だから、実は「フォドマップ食」プログラムは、結果の有無に関わらず
過敏性腸症候群(IBS)症状に悩んでいる多くの方にとってとても有効な手段として注目されているということ。

 

時間は少しかかるかもしれないけれど、
1つひとつ試すことが根本解決の糸口になるかもしれません。

 

fodmy公式LINEでは、
過敏性腸症候群(IBS)の対処として選択肢の1つであるフォドマップ食事療法について
毎週水曜日にお役立ち情報を配信中です

フォドマップ食実践中に判断が難しいような食品についていただいた質問に
フォドマップ専門の管理栄養士(※)が回答していたりもします。

(※fodmyの管理栄養士はフォドマップ専門の日本で唯一の管理栄養士さんです。詳細はこちら→関連記事「fodmyの管理栄養士は普通の管理栄養士とは違う」)

 

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